新興EV(電気自動車)メーカーの米オリンピアン・モーターズ(Olympian Motors)は9日、台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海(ホンハイ)精密工業を中核とする鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)と戦略的提携で合意したと発表した。オープンでモジュール化されたAI(人工知能)定義車両オペレーティングシステム(OS)「オリンパス(Olympus)OS」を開発する。


オリンパスOSは次世代の自動車のために設計された開発者グレードの車載OSで、集中型ゲートウェイアーキテクチャーを基盤とし、シャシー、ボディ、電子機器、車内システムの完全なデジタル制御を可能にする。ハードウエアに依存しない設計で、さまざまな車両構成にシームレスに統合可能。次世代のAI定義EVの中核的インフラストラクチャーとして機能するという。

■年内に新OS披露へ

オリンピアンはまた、年内に本社を置く米ニューヨークと、カリフォルニア州ロサンゼルス、同州サンフランシスコでオリンパスOSのパイロット展開プログラムを開始すると発表。同社のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデル84」やバン「モデル42」などのオープンプラットフォームEVのほか、スマートシティーとの統合、エージェント型AIのユースケースで新OSを披露するとしている。

2025/05/13

 

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