保険料比較プラットフォームの米CheapInsurance.comはこのほど、全米の自動車保険料が急上昇しているとの報告書を発表した。これによると、自動車保険料は2020年以降に20%以上、上昇しているという。
CheapInsurance.comの報告書は、地域ごとの保険料の価格変動や消費者の意見、現在の保険料に影響する主な要因を詳述。消費者に対し、定期的な保険契約の見直しを呼び掛けている。
■先進自動車技術の導入も影響
同報告書によると、全米の自動車保険料の急上昇は交通事故の増加や修理費用の高騰、自動車盗難の多発などの複合的な要因によるもので、インフレや労働力不足に加え、先進的な自動車技術の導入が問題をさらに悪化させているという。
自動車保険の補償範囲の拡大も保険料に影響している。最近の契約には、テレマティクスベースの価格設定や包括的な気候関連の損害補償などの機能が含まれることが多く、こうした幅広い補償が保険料の上昇につながっているとしている。
■低所得世帯の負担大きく
最も負担が大きいのは低所得世帯で、多くの消費者が6~12カ月ごとに新たな見積もりを取って比較していると回答。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の2~3年に1回に比べ、見積もりの頻度が高くなっていることが分かった。
2025/05/27


