半導体メーカーの米アナログ・デバイセズ(ADI)は3日、車載コネクティビティーの世界標準規格を策定する非営利団体「OpenGMSL Association(OGA)」を設立すると発表した。自動車エコシステムのイノベーションを加速する狙いがある。
■デンソー、吉利、現代モービスなどが参加
OGAにはADIのほかにアプティブ、Coilcraft、コア・マイクロエレクトロニクス、デンソー、Ethernovia、吉利集団、GlobalFoundries、Granite River Labs、indie Semiconductor、Keysight Technologies、現代モービス、村田製作所、NOFFZテクノロジーズ、オムニビジョン、クアルコム・テクノロジーズ、ローデ・シュワルツ、ローゼンバーガー・グループ、テレダイン・レクロイ、TDK、TZ Electronic Systems、ウルトエレクトロニクスが参加。独立した理事会によって運営される。
OGAの「OpenGMSL」標準は、ADIの実証済みの車載通信技術「ギガビット・マルチメディア・シリアル・リンク(GMSL)」を基盤としている。GMSLは25社以上のグローバルな自動車メーカーと50社以上のティア1サプライヤーによる導入実績を持ち、業界で最も成熟した実証済みの高速ビデオリンク技術の一つ。OGAは同技術を基盤に自動運転、先進運転支援システム(ADAS)、次世代インフォテインメント分野のイノベーションを加速させ、既に成長を遂げているエコシステムをオープンかつ協業可能なものへと発展させていくことを目指している。
■時短とコスト削減に有効
OGAの世界標準に参加することで、自動車メーカーとサプライヤーは共同で活用できる効率的なソリューションにより、市場投入までの時間を短縮し、運用コストの削減につなげることが可能としている。OGAの詳細はウェブサイト( www.opengmsl.org )で閲覧できる。
2025/6/4


