三井物産は6月30日、南米チリのフリートマネジメント事業の最大手であるアウトレンタス・デル・パシフィコ(Autorentas del Pacifico)を傘下に持つインベルシオネス・ミッタ(Inversiones Mitta) を完全子会社化したと発表した。


三井物産はインベルシオネス・ミッタへの出資比率を2021年に60%、22年に80%に、それぞれ段階的に引き上げ、今回残りの全株式を取得した。取得額は公表していない。

インベルシオネス・ミッタは1972年の設立で、チリ国内で約2万7000台の車両を保有し、約1100人を雇用。鉱業、エネルギー、農林水産業、小売業向けに自動車オペレーティングリース(BtoB)を提供するとともに、自動車レンタル事業(BtoBおよびBtoC)を展開している。

三井物産は初回出資以降、デジタルプラットフォームソリューション(特にコネクテッドフリート導入)でインベルシオネス・ミッタと協働。今後は、▽中南米地域での展開の推進(隣国ペルーで展開しているミッタ・ペルー事業とのシナジーの加速)▽電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、バイオ燃料活用を含むカーボンニュートラル実現に向けた取り組み推進▽コネクテッドカーを活用した顧客側での安全性と業務効率の向上▽中南米とその他地域における顧客ニーズの変化に合わせたフリート管理サービスの提供――を推進する。

2025/07/01

 

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