米ゼネラル・モーターズ(GM)が発表した2025年第2四半期(4~6月)の中国国内の販売台数(納車ベース)は前年同期比20%増の44万7000台だった。3四半期連続の増加で、四半期としては21年第1四半期(1~3月)以降で最高の伸び率となった。ラインアップが拡大している新エネルギー車(NEV)の販売が好調だった。
■NEV販売が50%増
電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)、レンジエクステンダー式EV(EREVまたはREEV)を含むNEVの4~6月期の販売台数は50%増と大幅に増加。同社は4~6月期にビュイックのEVブランドの「エレクトラ(ELECTRA)」を発表しており、NEVの販売は今後もさらに加速していくとしている。
4~6月期に「GL8」改良版と「Lu Shang」が加わったビュイックのGL8ファミリーは高級MPV(多目的車)セグメントの首位を維持した一方で、NEV市場のシェアを拡大。総販売台数は70%増の3万4000台となった。ビュイックのスポーツタイプ多目的車(SUV)「エンビジョン(昂科威)」ファミリーの販売台数は3倍増、セダン「ラクロス(君越)」は同2倍増となった。
高級車ブランドのキャデラックのSUV「XT5」は60%増で、高級SUVセグメントでの地位を強化した。
五菱(Wuling)ブランドの小型EV「宏光MINI EV」は8万4000台を販売し、引き続きGMの中国での最多販売NEVモデルとなった。このうち約60%が今年発売された4ドアバージョンだった。五菱ブランドの「繽果(Bin Guo)」と「繽果プラス」の販売は20%増の計4万7000台に達した。
■1~6月の販売台数9.4%増
GMの25年上半期(1~6月)の中国販売台数は前年同期比9.4%増の89万台だった。同社は第1四半期、上半期とも前年同期比で市場シェアを拡大したとしている。
2025/7/9


