インドのコングロマリット(複合企業)ソナ・グループ傘下の自動車部品大手、ソナ・コムスター(ソナBLWプリシジョン・フォージングス)は20日、中国の襄陽金耐特機械(Jinnaite Machinery Co、JNT)と中国で駆動系システムと部品を製造する合弁会社を設立すると発表した。今年度下半期(25年10月~26年3月)に操業を開始する予定で、ソナにとって中国の電気自動車(EV)市場進出に向けた重要なステップとなる。
合弁会社には第1段階として、ソナ・コムスターが1200万米ドル、JNTが800万米ドルを拠出。出資比率はソナが60%、JNTが40%となる。
ソナ・コムスターがインドのナショナル証券取引所(NSE)に提出した声明によれば、JNTは鋳物や金型に関する63件の特許と36件の独自技術を保有。同社顧客には中国、北米、欧州、日本の大手自動車メーカーが含まれているという。
ソナ・コムスターの前身は1995年に三菱マテリアルとの合弁で設立されたSona Okegawa Precision Forgingで、2013年にソナBLWプリシジョン・フォージングスに社名を変更。ソナ・グループは17年に三菱マテリアル、メタルワンからソナBLWプリシジョン・フォージングスの株式を取得して完全子会社化し、19年に同子会社のブランド名をソナ・コムスターとした。
ソナ・コムスターはインドのほか、中国、メキシコ、米国に計9工場を保有。ディファレンシャルアセンブリやディファレンシャルギア、スターターモーター、EVトラクションモーターなどを製造している。
2025/7/23


