豊田通商は23日、仏Africa Global Logistics、日本郵船と建設を進めていたエジプト初となる自動車専用ターミナル「Suez Canal Automotive Terminal(SCAT)」が7日1日に開業したと発表した。
エジプトは人口増加と経済発展に伴い自動車市場が拡大しており、完成車の輸入増加に加え、今後は本格的な輸出開始も見込まれている。同国の主要港であるアレキサンドリア港は、自動車以外の貨物も取り扱う多目的港で、慢性的な収容スペース不足などの課題を抱えていることから、新たな受け入れ港として東ポートサイード港の開発が期待されていたという。
東ポートサイード港に建設したSCATは大型の自動車専用船2隻が同時に着岸可能な岸壁を有し、今後1万台規模の自動車を収容するヤードを段階的に整備していく予定。エジプト国内の自動車輸出入需要に柔軟に対応するとともに、スエズ運河の地中海側の出入口という地理的優位性を生かし、欧州・地中海地域向けの積み替え需要も取り込むことで、同地域の輸出入の拡大と自動車物流の効率化に貢献するとしている。
2025/7/24


