川崎汽船は28日、タイのナムヨン・ターミナル(Namyong Terminal)が管理する中部チョンブリ県レムチャバン港で6月24日に実施された「Fire Drill Exercise on Board 2025(船上火災訓練)」に参加したと発表した。訓練は、荷役作業中の船内火災という緊急事態を想定し、関係機関の連携体制と対応手順の確認を目的として実施された。
訓練は、川崎汽船が運航する自動車船「BALTIMORE HIGHWAY」で執り行われ、同船の乗組員のほか、ナムヨン・ターミナル、タイ国海事局傘下の海上交通管制・海事保安事務所(VTCMSO)、港湾局(Port Authority of Thailand)、消防局、港湾救急隊などの関係機関が参加した。
「荷役作業中に船内で火災が発生し、作業員1名が行方不明」という複合的な緊急事態を想定して行われた今回の訓練では、自動車船の乗組員と消防局の消火活動による鎮火という火災対応だけでなく、捜索・救助活動を含めた包括的な訓練内容となった。火災発生時の対応手順、情報共有体制、連携行動についての訓練を通じて、関係機関が緊急時に迅速かつ安全に対応できる体制の確認を行い、実務的な安全対策強化に資する機会になったとしている。
2025/07/29


