エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は4日、双日とレアメタル(希少金属)のガリウムの豪州生産に向けた共同調査事業への出資を決定したと発表した。両者が豪州に設立した会社を通じ、米アルミニウム大手アルコアと共同調査契約を締結。2026年中の生産開始を目指す。
ガリウムは半導体材料として使われる。半導体需要の伸びに伴い、世界的に需要増が見込まれる。世界最大の生産量を誇る中国が国家安全保障上の理由から輸出規制を実施しており、日本などにとってはサプライチェーン(供給網)の観点から安定供給が課題となっている。
双日の発表では、年末までに最終投資判断を行う予定で、事業化する場合、26年の生産開始と安定供給を目指し、日本を中心とする需要国へガリウムを販売する計画。生産を想定するのは西オーストラリア州で稼働中のアルコアのアルミナ(中間材料)精錬所という。
2025/08/05


