車載半導体大手の独インフィニオン・テクノロジーズは15日、米半導体大手マーベル・テクノロジーの車載イーサネット事業の買収を完了したと発表した。インフィニオンは今年4月に同事業を現金25億米ドルで買収すると発表していた。今回の買収によりインフィニオンはソフトウエア定義型自動車(Software Defined Vehicle、SDV)向けのシステム能力を増強し、車載アプリケーション向けのマイクロコントローラー分野での主導的地位をさらに拡大するとしている。


イーサネットは、低遅延かつ高帯域幅の通信を可能にする重要な基盤技術で、マイクロコントローラー、プロセッサー、センサーなどのコンポーネント間で大量のデータを迅速かつ信頼性高く転送できるため、SDVにとって不可欠で、ヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)などの関連分野でも大きな可能性を秘めている。 

■25年の売上高は最大2.5億ドル見込む

同社の車載イーサネット事業は25年通年に2億2500万~2億5000万米ドルの売上高と約60%の粗利益率を見込む。同事業は30年までに約40億米ドルの採用確定済みのプロジェクトと強力なイノベーションロードマップを持ち、将来の売り上げ成長に大きく貢献する見通しという。

2025/08/18

 

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