自動車部品大手のAstemo(アステモ、旧・日立Astemo)は4日、米子会社のAstemo Americasが同日、ケンタッキー州ハロッズバーグからミシガン州ウィクソムに本社を移転すると発表した。開発設備などを備えた新たな複合施設を開設するため、9500万米ドルを投じる。新施設の建設は2026年春に開始され、27年秋に完成する予定。
■200人の新規雇用創出へ
今回の投資は自動運転や電動化といった自動車産業の進展に伴い、ますます複雑化するソフトウエア関連の需要に対応するための措置。新施設の開設と本社移転に伴い、ミシガン州デトロイト地域で200人の新規雇用が創出される見込みで、このうち150人以上がソフトウエア定義型自動車(Software Defined Vehicle、SDV)技術の開発に特化したエンジニアとなる予定という。
■テストコースなど併設
新設拠点は26エーカー(約10万5218平方メートル)の敷地内に建設され、テストコースを備えた試験施設と、エンジニアリング、ソフトウエア開発、マーケティング、カスタマーサービス、管理部門のスタッフが勤務する18万5000平方フィート(約1万7200平方メートル)のオフィス・実験室が併設される見込み。
ミシガン州のホイットマー知事とAstemo Americasのクラーク最高経営責任者(CEO)は新拠点に関する追加計画と詳細について9月下旬に発表する予定という。
2025/09/05


