英自動車工業会(SMMT)が4日発表した2025年8月の乗用車の新規登録台数は前年同月比2%減の8万2908台と2カ月連続で減少した。1~8月の累計は前年同期比2.1%増126万5281台となった。


■EVが乗用車販売の26.5%に、

8月の乗用車の新規登録台数の内訳は、ガソリン車(マイルド・ハイブリッド含む)が14.2%減の3万7373台と減少を続け、ディーゼル車(マイルド・ハイブリッド含む)は16.6%減の4307台と2カ月連続で減少した。プラグイン・ハイブリッド車(PHV)は69.4%増の9803台と2桁増を続けた。ハイブリッド車(HV)は13.9%減の9456台と3カ月連続で減少した。

電気自動車(EV)は14.9%増の2万1969台と1桁増から2桁増に加速し、EVが乗用車販売に占める割合は前月の21.3%から26.5%に上昇した。

英政府は23年9月、EVなどのゼロエミッション車(ZEV)について自動車メーカーが達成しなければならない販売義務を明確化。乗用車の新車販売台数に占める必要のあるZEVの割合は24年の22%から25年には28%に引き上げられている。SMMTは、25年通年の新車販売に占めるEVの割合は23.8%と予想している。

■ブランド別で首位のVWが1.5%減

8月のブランド別の販売台数は、首位のフォルクスワーゲン(VW)が前年同月比1.5%減の7866台となった。2位はフォード・モーターで5.9%増の5617台。BMWが13.9%増の5200台と増加に転じ、前月の5位から3位に上昇した。アウディは22.4%減の4820台で前月に続いて4位。メルセデス・ベンツが13.2%減の4551台で5位に浮上した。現代自動車が11.8%増の4278台で6位。起亜は13.6%減の4109台で3位から7位に後退した。

米EV大手テスラは7.6%増の3243台と増加に転じている。

■フォード「プーマ」が首位

8月のモデル別の乗用車販売台数は、フォード「プーマ」が2457台で前月の2位から首位に上昇し、起亜「スポーテージ」が1785台で首位から2位に後退した。テスラの「モデルY」が1650台で3位に浮上。4位はテスラ「モデル3」で1593台、5位はフォルクスワーゲン(VW)「ティグアン」で1526台だった。

■LCV新規登録台数は9カ月連続の減少

SMMTが同日発表した8月の小型商用車(LCV)の新規登録台数は13.3%減の1万4365台と9カ月連続で減少した。1~8月の累計は11.4%減の19万3846台となった。

8月のLCV新規登録台数の内訳は、2.5トン超3.5トン以下のバンが11.5%減の1万398台、2.0トン超2.5トン以下のバンは14%減の2383台と減少に転じた。ピックアップトラックは25.8%減の1040台だった。2.0トン以下のバンは17.6%減の352台と2カ月連続で減少。4×4は13.9%減の192台と5カ月ぶりに減少した。

■8月のトラック新規登録台数は13カ月ぶり減少

8月のトラック(3.5~6トン)の新規登録台数は6.3%減の620台と13カ月ぶりに減少した。このうちEVトラック(3.5~4.25トン)が1007.4%増の299台と3カ月連続で増加し、EV以外(3.5~6トン)は49.4%減の321台と減少に転じた。1~8月のトラック新規登録台数は34.5%増の6867台となった。



2025/09/08

 

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