フィンランドの完成車受託生産会社のヴァルメト・オートモーティブ(Valmet Automotive)は23日、主力事業である受託生産部門の人員を削減するために従業員側との交渉を始めると発表した。同社は昨年1月にも同部門で事務職や管理職の人員を115人削減したが、今回は生産現場の従業員も削減の対象となる見通しだ。

フィンランド国内で勤務する1300人のうち年間の労働時間にして最大1075人分に相当する規模の人員を削減する方針。レイオフ(一時解雇)や契約期間満了による雇い止め、別の職種への異動などを組み合わせることで従業員への影響を軽減したい意向だ。

■防衛装備品事業での受注はまだ獲得できず

同社は自動車メーカーからの完成車の生産受託が減少したことから、先ごろ自社の生産技術を生かして防衛装備品市場への参入を目指すと表明した。だが、防衛装備品事業での受注はまだ獲得できていないため、受託生産事業での需要量に応じた規模に縮小する必要があると判断した。

2025/9/25

 

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