自動運転システムの開発を手掛ける新興企業のティアフォー(Tier IV、本社:愛知県名古屋市)はこのほど、サウジアラビアでデジタル技術ソリューションと自動運転のモビリティを提供するElmと、自動運転技術の提供と現地での実装に向けた戦略的提携に関する覚書(MoU)を締結した。
両社の提携は、サウジアラビアの環境に合わせた自動運転技術を活用したモビリティサービスの実現と、それを支える人材の育成が目的。ティアフォーが国内の実証実験で培った自動運転の社会実装における知見と、Elmがサウジアラビアを中心とした中東地域向けに提供する独自の自動運転ソリューションや技術を組み合わせることで、サウジアラビアの多様な環境で、安全で拡張性の高い自動運転システムの導入を加速させることを目指す。
主な協力領域は、▽サウジアラビア特有の走行環境や規制に合わせたロボットタクシーなど新たなモビリティサービスの推進、▽サウジアラビアの大学や研究機関向けの自動運転用ソフトウエア「Autoware」を基盤とした教育プログラムや、自動運転レーシングなどの競技を通した人材育成、▽サウジアラビアと中東諸国でのAutowareのエコシステムの構築――という。
2025/09/30


