豪連邦自動車商工会議所(FCAI)が発表した2025年10月の新車販売台数(乗用車、商用車)は前年同月比1.2%増の9万9588台と5カ月連続で増加した。特にハイブリッド車(HV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)の販売が好調だった。1~10月の累計販売は前年同期比1.1%減の101万4027台となった。


■SUVのみ増加

10月の車種別の販売台数は、乗用車が前年同月比21.6%減の1万2180台と13カ月連続で減少。スポーツタイプ多目的車(SUV)は9.4%増の6万1413台と8カ月連続で増加した。小型商用車(LCV)は0.5%減の2万2053台と5カ月ぶりに減少。大型商用車は12.9%減の3942台と12カ月連続で減少した。

■首位トヨタが2カ月連続の増加

10月のメーカー別の販売台数は、首位のトヨタ自動車(レクサス除く)が前年同月比6.8%増の1万9726台と2カ月連続で増加し、2位のフォード・モーターは11.8%減の7570台だった。マツダは6.7%減の7140台と8カ月連続で減少したが、前月の4位から3位に上昇。起亜は0.1%減の6610台と2カ月ぶりに増加したものの、3位から4位に後退した。5位の現代自動車は9.6%減の6403台と9カ月連続で増加した。

■奇瑞汽車が10位に

三菱自動車は15.7%減の4714台と10カ月連続で減少したが、前月の8位から6位に上昇。長城汽車(GWM)は32.3%増の4431台と2桁増を続け、前月に続いて7位だった。比亜迪(BYD)は128.6%増の3959台で6位から8位に後退。9位の上海汽車集団(SAIC)傘下のMGは31.7%減の3556台と減少に転じた。奇瑞汽車(Chery)が145.2%増の3550台で10位に入っている。

■テスラの販売台数37.4%減

FCAIの統計には、昨年3月にFCAIを脱退した米テスラとスウェーデンのポールスター(Polestar)のデータは含まれていない。豪州のEV業界団体のエレクトリック・ビークル・カウンシル(EVC)によれば、テスラの10月の販売台数は前年同月比37.4%減の916台と3カ月ぶりに減少した。

■モデル別販売はトヨタ「ハイラックス」が首位維持

地元各メディアによれば、10月のモデル別販売は、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」が1.7%減の4444台と3カ月ぶりに増加し、2カ月連続の首位。フォードのピックアップトラック「レンジャー」は7.5%減の4402台と2カ月ぶりに減少し、前月に続いて2位だった。トヨタのSUV「RAV4」は9.1%減の2435台で前月の5位から3位に上昇。フォードのSUV「エベレスト」が8.7%減の2435台で4位だった。現代自のSUV「コナ」が14.3%増の2057台で5位。奇瑞の「Tiggo(ティゴ)4プロ 」が457.9%増の1975台で6位だった。

■電動車販売が2桁増

FCAIによれば、10月の乗用車とSUV、LCVのパワートレイン別販売台数は、HVが25.2%増の1万7751台、EVが30.5%増の6291台、PHVが95%増の4724台だった。ガソリン車は15.4%増の3万6807台、ディーゼル車は3.9%増の3万73台となっている。



2025/11/10

 

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