兼松エレクトロニクス(KEL)とブロードバンドセキュリティ(BBSec)は11日、タイの自動車部品メーカー2社とそのサプライチェーンである商社1社に対し、TISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)認証の取得・運用支援の提供を共同で開始したと発表した。
TISAXは自動車産業の情報セキュリティーの審査結果を、共通ルールで相互に参照・共有する仕組みで、ISO/IEC 27001を基盤に、自動車業界特有の「情報保護」「データプライバシー」「プロトタイプ保護」を追加した認証制度で、2017年以降、欧州を中心に急速に普及。製造業に限定されず、自動車産業のサプライヤーやサービス事業者、商社なども対象となり、取引に関与する商流の広い範囲で、共通の保護水準を示せるという。
■日英タイ語で現地調査から運用実装、審査前後まで伴走
今回、日本企業の拠点であるタイの製造工場とサプライチェーン上に位置する機密情報を取り扱う商社とを同時並行で支援することでスピードを確保し、さらにタイの法律や商習慣に知見を持つKELとBBSecが日本語・英語・タイ語の3カ国体制で、現地調査から運用実装、審査前後まで伴走する。これにより対象企業の取引確度が向上することが期待され、一度の審査結果の共有で複数のメーカーやティア1サプライヤーに横展開できるため、営業効率の改善が見込めるという。
2025/11/12


