スウェーデンに本社を置くアイトラッキング(視線計測装置/視線カメラ)技術のトビー・テクノロジー(Tobii Technology)は17日、業界初となる、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)と乗員モニタリング・システム(OMS)を統合した単一カメラでの同社の車内センシングソリューションが、欧州の高級車メーカー大手の「視線による車線変更」機能に採用されたと発表した。ドライバー・コントロール・アシスタンス・システム(DCAS)認証で重要な役割を果たすとしている。


■車内と車外のセンシングを連携

トビーの単一カメラによる車内センシング・ソフトウエア・プラットフォームを基盤とした独自のソリューションが車内と車外のセンシングを連携させ、ステアリング操作を必要としない走行を可能にする高度な運転支援システムに採用された。トビーの視線追跡技術を活用したDCAS認定の視線操作による自動車線変更機能となる。

DCASは先進運転支援システム(ADAS)の一種で、ステアリングと速度制御によってドライバーを継続的にサポートし、ドライバーの運転操作を維持しながら部分的な自動化を実現する。昨年9月以降、国連協定規則「UN―R171」でDCASが世界的に規定され、ドライバーの認知能力とシステムの信頼性を重視しながら、安全かつ責任ある導入を確保するための統一基準が定められている。

■DMSとOMSは80万台で採用

トビーは自動車部門「Tobii Autosense」を通じて車内センシング分野をリードしており、同社のDMSとOMS技術は現在、世界で約80万台の車両に搭載されている。

2025/11/18

 

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