独フォルクスワーゲン(VW)グループのスペイン子会社であるセアトは12日、スペイン北東部カタルーニャ州のマルトレル工場内で電気自動車(EV)向け電池システムを製造する新工場を開所したと発表した。
■年産能力30万台分、橋を通じて完成車工場に供給
電池システム工場への投資額は3億ユーロ(約547億円)での敷地面積は6万4000平方メートル。45秒ごとに1台分の電池システムを組み立てる能力を備える。1日当たりでは1200台分、年間では30万台分の生産能力となる。
同工場で生産された電池システムは2026年以降、セアトのサブブランドであるクプラのEV「ラバル(Raval)」とVWブランドの「ID. Polo」の生産ラインに独占的に供給される。同工場から全長600メートルの橋を経由して両モデルを生産する完成車工場まで自動的に輸送されるという。
■3月発売「ラバル」の価格は2.6万ユーロ
両モデルのうちラバルは2026年3月に発売される予定で、VWグループの「Electric Urban Carファミリー」の第1弾として市場投入される。価格は2万6000ユーロ(約474万円)からに設定される。航続距離は最長で450キロメートルとなる見通しだ。
2025/12/15


