韓国の電線メーカー大手のLSケーブル&システムズ(LS電線)は15日、米国内で電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、風力発電機、戦闘機などの重要素材となるレアアース(希土類)磁石を製造する新工場の建設を計画していると発表した。
同社はバージニア州チェサピーク(Chesapeake)を最有力の候補地として事業化調査(FS)を進めるなど検討を本格化しており、同州政府当局との協議も全面的に進めているという。
新工場の生産能力や投資額について言及していないが、同社はすでにチェサピークで海底ケーブルを製造する工場の建設を進めており、その近隣でレアアース磁石の新工場を建設することを想定している。
■原材料は越や豪から調達、平角磁石線の生産も検討
原材料については子会社のLSエコエナジー(LS Eco Energy)を通じてベトナムや豪州から調達することで中国への依存度を低減させる方針だ。
同社はまた、米国内でモーターの巻線などに使用される平角磁石線や高品質銅材を生産することも検討している。同社はすでにゼネラル・モーターズ(GM)や現代自動車に平角磁石線を供給しており、ラインアップにレアアース磁石を追加することで競争力をさらに引き上げたい意向だ。
2025/12/18


