豊田合成は23日、同社のカーテンエアバッグが中国の国有自動車メーカー最大手、上海汽車集団(上汽集団)が電子商取引(EC)最大手のアリババ(阿里巴巴)集団などと共同出資する高級EV(電気自動車)ブランドの智己汽車に採用されたと発表した。中国資本の自動車メーカーに豊田合成のエアバッグが採用されるのは今回が初めて。

■エアバッグを15%小型化

採用されたのは、智己汽車のスポーツタイプ多目的車(SUV)「LS9」。カーテンエアバッグは側面からの衝突時に瞬時に膨らんで窓ガラスを覆うことで、頭部への衝撃を軽減する。今回は中国の新車アセスメント「C―NCAP」の基準を満たす保護性能を確保しつつ、エアバッグを従来製品に比べて15%小型化した。また、製品設計時にCAE(Computer Aided Engineering)技術を活用することで、中国の自動車メーカーのスピーディーな開発ニーズにも対応した。

豊田合成は中国で競争力のあるセーフティーシステム事業の開発体制を強化しており、今後も顧客のニーズをとらえた製品の提供を通じ、選ばれるサプライヤーを目指すとしている。

2026/1/26

 

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