ブリヂストンは28日、スチールコードの製造・販売を行うグループ会社であるタイのブリヂストン・メタルファ・タイランド(BMT)と中国のブリヂストン瀋陽スチールコード(BSSS)を、スチールワイヤ加工を手がけるベルギーのベカルト(Bekaert)に譲渡する契約を締結したと発表した。譲渡完了は2026年上半期(1~6月)中を予定。譲渡額は公表していない。
ブリヂストンはスチールコード事業について、専門的な知見やネットワーク、リソースを有するパートナー企業との連携が生かせる領域で再構築を進めている。ベカルトはブリヂストンのスチールコード事業の長期的なグローバルパートナー。今回の事業譲渡を通じ、ベカルトの供給体制や、スチールコードに関する技術・幅広い知見を活用することで、事業環境の変化に対応しながら、高品質なタイヤの安定供給と中長期的な競争力の強化に取り組むとしている。
ブリヂストンは、同社のコアコンピタンス(強み)である素材技術や商品戦略に直結し、独自のノウハウや技術が不可欠な領域では、自社での戦略スチールコード開発・生産を継続。この役割は今後、同社のスチールコード生産の中心である佐賀工場がリードしていくという。
2026/1/29


