アイシンは4日、インドの連結子会社であるAISIN AUTOMOTIVE HARYANA(AHL)が成長市場であるインド事業の拡大を目指し、AHLの既存工場を拡張するとともに、新工場を建設すると発表した。総投資額は約320億円を予定。既存工場の拡張区、新工場ともに2029年中の稼働開始を予定する。

インドの自動車市場は今後も着実な成長が見込まれる中、従来主流であったマニュアル車からオートマ車への需要シフトが進んでおり、これに伴い自動変速機の現地生産ニーズが一層高まっている。こうした状況を踏まえ、アイシンはAHLの北部ハリヤナ州ロータクの既存工場を拡張し、西部マハラシュトラ州サンバジナガールに新工場を設立することを決めた。

■CVTとATを生産

ハリヤナ州ロータク工場の拡張区では無段変速機(CVT)を、マハラシュトラ州サンバジナガールの新工場ではオートマティックトランスミッション(AT)や車体製品などを生産する。投資額はともに約160億円。

アイシンは1990年代からインドで車体製品の生産を開始。現在はインド国内4拠点で車体製品のほか、ブレーキやセンサーなどの多様な製品の生産・開発・販売を行っており、昨年3月からは電動車の基幹部品である電動駆動モジュール「eAxle(eアクスル)」の生産も開始した。

2026/2/5

 

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