トヨタ自動車は11日、米カリフォルニア州オーハイで3列シートのスポーツタイプ多目的車(SUV)「ハイランダー」に新たに設定した電気自動車(EV)を世界初披露した。北米での販売開始は2026年後半を予定している。
トヨタはカーボンニュートラルの実現に向けたパワートレイン開発で、あらゆる国・地域のさまざまな顧客ニーズに応えるため、電動車の選択肢を用意する「マルチパスウェイ」の取り組みのもと、多様なモビリティを展開。今回、北米市場でもマルチパスウェイの取り組みを着実に進めるため、新たにハイランダーにEVを設定した。
搭載するリチウムイオン電池は、買い物など街乗り中心の使い方を想定した総電力量76.96キロワット時(kWh)仕様と、長距離移動やアウトドアを楽しむ顧客向けに航続距離向上を目指した総電力量95.82kWh仕様をラインアップ。あわせて前輪駆動(FWD)タイプ、全輪駆動(AWD)タイプを設定し、幅広い選択肢を提供する。95.82kWh仕様の航続距離はAWDの場合、320マイル(約515キロメートル)以上を目標に開発を進めている。また、バッテリープレコンディショニングを採用。バッテリー温度を充電に適した状態に最適化し、冷間時での急速充電時間を約30分とすることを目標に開発しているという。
■ケンタッキー工場で生産
ハイランダーのEVは、「bZ」「C―HR」「bZ Woodland」に続く第4弾として、ケンタッキー州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)の工場で生産する。
2026/2/12


