日産自動車は17日、インド子会社のインド日産自動車が新型の多目的車(MPV)「グラバイト(GRAVITE)」を現地発売すると発表した。価格は56万5000ルピー(約96万4000円)と競争力のある水準に設定。日産のインド事業の新章を始めるという重要な役割を持つモデルとしている。グラバイトは南部タミルナド州チェンナイの工場で生産する。
重力(Gravity)から着想を得たグラバイトという名称には、重力が物体を安定させ、自然と引き寄せる力を持つように、安定性と存在感を表現する想いが込められているという。
■3列目シートは着脱可能
グラバイトは多様な言語や文化を持ちながら共存するインド社会の進化し続けるファミリー層の価値観やライフスタイルに応えることを目的に開発されたモデルで、存在感のあるデザインと広い室内空間、快適性を融合。2人から7人まで対応可能なシートレイアウトで、3列目シートは取り外しでき、最大625リットルの荷室容量を確保できる。
■30項目以上の安全装備を標準設定
6つのエアバッグをはじめ、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートアシスト、ブレーキアシスト、電子制御制動力配分システム(EBD)付きアンチロックブレーキシステム(ABS)など、30項目以上の安全装備を標準設定し、優れた操縦安定性と乗員保護性能を実現した。
1000cc・3気筒ガソリンエンジン搭載で、最高出力は72PS、最大トルクは90Nm。5速マニュアルまたは5速EZシフト(AMT)を組み合わせた。
日産はグラバイトの発売を記念し、期間限定の「ローンチエディション」を設定。快適性、先進技術、スタイリングの一部を強化し、オーナーシップ体験をさらに高める特別仕様となっている。
2026/02/19


