自動運転AI(人工知能)ソフトウエアを開発する米ヘルムAI(Helm.ai)は26日、「Helm.ai Driver」の主要な機能拡張を発表した。「レベル2+」から「レベル4」の自動運転まで、カメラだけでシームレスなスケーリングを可能にする量産対応のビジョン専用ソフトウエアスタックという。


Helm.ai Driverは独自の「Factored Embodied AI」アーキテクチャーに基づき、高精度(HD)マップやライダーセンサーに依存することなく、複雑な都市の交通状況下で人間のようなスムーズな運転を実現する。

■レベル2+で導入して後日にレベル3・4も可能

コアとなる基盤モデルは自動運転レベルに依存しない設計であるため、自動車メーカーはまずレベル2+のシステムを即座に導入し、将来的にハードウエアや規制のロードマップが進展した際には、同じソフトウエアアーキテクチャーを使用して、認証済みの「レベル3」とレベル4を解放することが可能という。

今回の発表にあわせ、同社はカリフォルニア州レッドウッドシティの市街地をナビゲートするHelm.ai Driverのデモンストレーション動画を公開した( https://www.youtube.com/watch?v=n7wz-mZm29w&t=5s )。

動画では、交差点での右左折、複雑な信号機の遵守、他の道路利用者とのダイナミックな相互作用を自律的に処理する様子が収められている。これらはすべて量産を目的とした自動運転システムの標準的なテストと検証プロトコルに従い、セーフティードライバーの監視下で安全に実施されたという。

2026/02/27

 

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