独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコの自動車メーカーであるシュコダは2月27日、チェコ北部のムラダー・ボレスラフ(Mlada Boleslav)にある本社工場内で電池システム組立工場を開所したと発表した。同工場はVWグループ内で最大の電池システム生産拠点になったとしている。


■378億円を投資、年産能力33.5万台分

電池システム工場ではモジュール化を省いて電池セルを直接的に電池パックに組み立てるセル・トゥ・パック(CTP)技術をVWグループ内では欧州で初めて採用している。投資額は2億500万ユーロ(約378億円)で、床面積は5万5000平方メートル。1分間で1台分の電池パックを製造する能力を持つ。1日当たりでは1100台分で、年産能力にすると33万5000台分とされる。

■生産コストを30%削減

シュコダは同工場の稼働開始により、セル・トゥ・パック工程の完全内製化や標準化されたリン酸鉄リチウム(LFP)電池セルの使用などにより、従来比で電池システムの生産コストを30%削減したとしている。同工場の自動化率84%で、131台のロボットを配置。600人の従業員を再教育または新規採用して配属したという。

2026/03/02

 

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