独BMWは2月27日、ドイツ東部ザクセン州のライプチヒ工場で人型ロボット(ヒューマノイドロボット)を試験的に導入すると発表した。まずは完成車の生産ラインで運用したうえで、高圧電力と接触するリスクのある電池システムの生産工程やその他の部品の生産にも活用が可能かを模索するとしている。
■ヘキサゴンのロボット採用
同社は2024年8月に米スパータンバーグ工場で同社として初めて人型ロボの試験導入を実施。その際には米カリフォルニア州のロボット開発会社であるフィギュアが開発した「フィギュア02(Figure 02)」を採用したが、今回はスイスの測定機メーカー大手であるヘキサゴンのロボット事業子会社であるヘキサゴン・ロボティクスが開発した人型ロボットの「イーオン(AEON)」を採用する。
BMWは昨年12月にイーオンの試験を開始しており、今年4月に追加的な試験を行ったうえで夏ごろに本格的な試験導入を開始する。
■バッテリーは最長4時間で自ら交換
ヘキサゴン・ロボティクスのウェブサイトによれば、イーオンは身長が165センチメートルで、重量は60キログラム、最高速度は秒速2.5メートル。バッテリーは最長で4時間持続し、自らバッテリーを交換して作業を継続することができる。短時間であれば重さ15キロまでの貨物を取り扱うことが可能で、長時間の場合は同8キロまでとされる。
2026/03/03


