双日は3日、インドの自動車大手タタ・モーターズ傘下の英高級車、JLR(旧ジャガー・ランドローバー)ブランドのブラジルでの正規ディーラー事業を運営するプレミア・ヴェイクロス(Premier Veiculos)の全株式を取得し、連結子会社化したと発表した。今後は関連事業の展開で事業基盤を広げ、中南米市場における自動車事業を強化するとしている。取得額は公表していない。
ブラジルの経済規模は中南米最大で、今後も安定的な人口増加が見込まれる。経済成長に伴う富裕層の拡大により、ブラジルのプレミアムブランド車市場は今後5年間で約20%の拡大が期待されているという。
プレミア・ヴェイクロスは2005年の創業。JLRブランドの正規ディーラーとして新車・中古車販売からアフターサービスまで一貫して提供している。富裕層が多いブラジル南部サンタカタリーナ州とリオ・グランデ・ド・スル州に計5店舗を運営し、ブラジル全土のJLR販売台数のシェア約1割を占めるなど、両州で高いプレゼンスと強固な顧客基盤を築いている。
■BMWとアウディの正規ディーラー事業も
双日は両州で15年にBMW/MINIの正規ディーラー事業(7店舗)、17年にアウディの正規ディーラー事業(2店舗)に参画。今回、JLRの正規ディーラー事業に参画することにより、安定成長が見込まれるブラジルのプレミアムブランド車市場の成長を取り込むとともに、中南米地域の卸売、小売(新車・中古車)、販売金融、サービスなど自動車関連事業のバリエーションの強化と拡大に取り組んでいくという。
2026/3/4


