横浜ゴムは16日、米バージニア州のセーラム工場を米国時間の18日に閉鎖すると発表した。当初は3月から生産を縮小し、7月に閉鎖することを検討していたが、労働組合との協議の結果、前倒しで閉鎖することで合意した。セーラム工場で生産している商品の生産はグループの他の工場で行う予定で、同工場の閉鎖に伴う供給への影響はないという。
セーラム工場は1960年代に操業を開始し、1989年に横浜ゴムが米モホーク・ラバー(Mohawk Rubber)を買収して以来、ヨコハマブランドの乗用車用タイヤを生産してきた。だが、古い生産設備と旧式の生産方式に依存しており、横浜ゴムが掲げる高付加価値なプレミアムタイヤやハイインチタイヤの強化における将来の生産目標を達成することは困難であると判断し、今回の閉鎖を決定したとしている。
同社は今後、協力企業や取引先など関係各所と真摯に協議するとともに、工場閉鎖の影響を受ける約570人の従業員に対し、就職支援を含め、監督機関や労働組合とも連携して適切に対応していくという。
2026/03/17


