ドイツの自動車部品大手ZFが19日発表した2025年12月期通期決算は、税引き後の純損失が21億4700万ユーロ(約3954億円)となった。2期連続の赤字で、赤字額は前年の10億5900万ユーロ(約1950億円)から2倍以上に拡大した。電気自動車(EV)の販売減速により採算が合わなくなった電動パワートレイン部門の一部プロジェクトの中止が赤字拡大につながった。
■減収もEBITマージンは拡大
25年の売上高は事業売却と為替変動の影響を反映し、前年比6.2%減の388億1000万ユーロ(約7兆1470億円)となった。調整後のEBIT(利払い前・税引き前利益)マージンは4.5%で、前年の3.6%から上昇した。
■26年の売上高は前年並みと予想
ロイター通信によれば、ZFのフリック最高財務責任者(CFO)は26年について、特に商用車部門の不確実性と需要低迷を理由に、売上高が大きく増加するとは見込んでおらず、為替レートが安定すれば380億ユーロ(約6兆9977億円)を上回ると予想している。調整後のEBITマージンは、市場の安定とコスト削減を前提とし、4~5%を見込んでいるとした。
2026/3/23


