韓国の鉄鋼大手ポスコ傘下の化学大手ポスコフューチャーM(POSCO Future M、旧ポスコケミカル)は25日、合成ゴムメーカーの錦湖(クムホ)石油化学、新興の電池メーカーのBEIと次世代の「アノードフリー・リチウム金属電池」を共同で開発することで合意したと発表した。アノード(負極材)を使用しないことで拡大した電池セル内の空間を活用し、エネルギー密度を30~50%向上させることを目指す。


アノードフリーのリチウムイオン金属電池は従来のリチウムイオン電池よりも軽量であるため、電気自動車(EV)のほか、ドローン(無人機)やロボットなどへの利用が期待される。

■充電速度が2倍に

また、充電時には、正極から放出されたリチウムイオンが負極を経由せずに集電体の金属表面に直接析出するため、従来のリチウムイオン電池の2倍以上の充電速度を可能にするという。

3社は共同開発の成果を基盤とし、ドローンやロボットなどの新興市場をターゲットとした共同販売の機会も模索する予定だ。

2026/03/27

 

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