英自動車工業会(SMMT)が27日発表した2026年2月の自動車生産台数(乗用車、商用車)は前年同月比17.2%減の6万8061台と2カ月連続で減少した。国内向けが26%減の1万3615台、輸出向けが14.6%減の5万4446台だった。輸出需要の低迷と国内工場の再編が影響した。1~2月の累計生産は前年同期比15.4%減の13万5476台となった。
■乗用車生産が2カ月連続で減少
2月の自動車生産の内訳は、乗用車が10.7%減の6万5885台と2カ月連続で減少。商用車(バン、トラック、タクシー、バス)は74%減の2176台と11カ月連続で減少した。
乗用車の生産のうち、電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)の生産台数は2.8%減の2万6629台で、全体の40.4%を占めた。
■「憂慮すべき事態」=ホーズ最高責任者
SMMTのマイク・ホーズ最高責任者は2月の自動車生産について、中東危機が発生する前の統計であることを考慮すると「英国の自動車生産と輸出のさらなる減少は極めて憂慮すべき事態だ」とコメント。英国の自動車産業は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、物流とサプライチェーンの回復力を高める努力を続けてきたが、中東紛争によりさらなる圧力が加わっているとした。
2026/03/30


