台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス、Compal Electronics)は7日、自動車の安全ソリューションのブランド「サイラックス(SYLUX)」の米国での法人登記を完了したと発表した。法人化により、エンジニアリングデザインやプロジェクト執行能力の現地化を実現する。
サイラックスは自動車の赤外線システムや低照度環境下での安全ソリューションに特化したブランド。赤外線センサーや人工知能(AI)による感知技術を生かし、見通しが悪い状況や夜間に運転する際の潜在的なリスクの検知と対応に強みを持つ。
サイラックスは現在、台北市のほか、東京、韓国ソウル、独ミュンヘン、ルーマニアのティミショアラ、米国のミシガン州ファーミントンヒルズ、カリフォルニア州ゴレタなど、世界の自動車メーカーの設計拠点が集まる地域にオフィスを構える。
同社は米国法人の設立により、自動車メーカーやティア1サプライヤーとの連携をより緊密にし、開発サイクルの短縮や技術的な取り組みの強化、北米の自動車関連プロジェクトへの対応力を向上するとしている。
2026/04/10


