兼松は14日、エフ・シー・シー(FCC)、台湾のスタートアップ企業のKopherBitと、FCCの車載製品向けTCU(Telematics Control Unit)/OTA(Over-the-Air、ソフトウエアの無線更新)システムの共同開発に関する覚書を締結した。3社は次世代車両コネクティビティーの実現に向け、相互に連携可能な車載TCU/OTAと車両制御VCU(Vehicle Control Unit)の開発を進める。将来的には開発した製品の日本やインド、東南アジア諸国はじめとするグローバル市場への展開を目指す。
モビリティ分野では自動車の電動化やソフトウエア化に伴い、車両をネットワークにつなぐコネクティビティーの重要性が高まっている。特に、機能追加や不具合修正を継続的に行うTCU/OTAはコネクティビティーにおける重要な技術である一方、各地域の市場ニーズに対応したシステム開発や、VCU/MCU(Motor Control Unit)との高度な連携を実現するためには、ハードウエア、ソフトウエア、市場展開の各分野での専門性を持つ企業間の連携が必要とされる。今回の共同開発でも、3社それぞれが強みを有する技術力や市場知見を融合し、電動化とソフトウエア化が進むモビリティ分野で新たな価値創出を目指すという。
KopherBitは、台湾の技術研究院(ITRI)からスピンアウトしたスタートアップ企業。TCU/OTAを中心とした車両向けソフトウエアプラットフォームの開発を行い、電動車両を含む次世代モビリティ分野でのソフトウエアソリューションの提供に取り組んでいる。
2026/4/16


