フランスの自動車部品大手フォルシアは5日、メキシコの首都メキシコシティに1年前に開所した研究開発(R&D)センター内に、シートカバーとシート用フォーム開発に特化した研究施設を設置したと発表した。

新研究施設には、エンジニアと技術者20人が勤務し、乗員の快適性と安全性を確保するシート部品の開発に従事する。

フォルシアは昨年末時点でメキシコ国内に工場10カ所を保有し、9000人を雇用。同国内のフォルクスワーゲン(VW)や日産自動車、クライスラーなどの工場に製品を供給している。

同社は、メキシコの年間自動車生産台数が2020年までに約450万台に達すると予想している。

40364.jpg
2014/5/9

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する