トヨタ紡織は19日、ラオスで自動車用シートカバーの生産を開始したと発表した。同社のタイの生産拠点に供給する。

生産を開始したのは、タイのシート生産を補完するサテライト工場としてラオスに新設したトヨタ紡織ラオス(TOYOTA BOSHOKU LAO)。同工場の敷地面積は約8万平方メートル、建屋面積は約7000平方メートルで、投資額は約560万米ドルに上る。生産開始時の従業員数は約180人。

ラオスは、ベトナム、タイ、ミャンマーと4カ国結ぶ東西経済回廊によりタイとの物流面でメリットがあり、電力などのインフラも安定している。また、ラオス語がタイ語に類似していることから、社員に対する現場指導や教育にタイ人マネジャーなどを活用していくという。


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2014/5/20

 

 

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