インドのサンバルダナ・マザーサン・グループ(SMG)の持ち株会社、サンバルダナ・マザーサン・インターナショナル(SMIL)は9日、伊フィアット傘下の自動車部品メーカー、マニエッティ・マレリと折半出資で合弁会社を設立することで合意した。インドでショックアブソーバーを製造する。


合弁会社の社名は、マニエッティ・マレリ・ショックアブソーバーズ・インディアで、マニエッティが西部マハラシュトラ州プネ近郊のチャカンに保有する工場を利用し、最先端の製品を製造、販売する。

SMILとマニエッティは2008年に合弁会社を設立し、自動車用ライトやエア・インテーク・マニホールド、ペダルアセンブリーの製造を手掛けている。

SMGのセーガル会長は、自動車1台当たりの部品供給点数を増やす戦略に基づき、合弁設立によってマニエッティとの提携関係を強化し、ショックアブソーバーを製品群に加えると述べた。

マニエッティのラゼリ最高経営責任者(CEO)は、インドのショックアブソーバー分野の投資効果を最大化するうえで、新設する合弁会社は最も適切な方法だと強調している。

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2014/6/10

 

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