起亜自動車は12日、光州広域市の工場で電気自動車(EV)の「ソウルEV」の量産を開始したと発表した。同社にとって輸出向けに製造する初のEVとなる。欧州の一部地域で年内に発売される予定。当初の生産目標は年間5000台という。

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ボックスカーの「ソウル」をベースに開発されたソウルEVは、今年2月の米シカゴモーターショーで初公開された。27kWのリチウムイオンポリマー電池パックを搭載。回生ブレーキシステムを採用しており、航続距離は約200キロメートルに達する。最高時速は145キロとされる。

起亜のトーマス・オー最高執行責任者(COO)は、ソウルEVが同社の「クリーン・モビリティ」計画の最前線にあると強調。世界の顧客に対して環境に優しい移動手段を提供すると述べた。

2014/6/13

 

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