ダイハツが出資するマレーシアの国民車メーカー、プロドゥアは18日、労働組合と団体協約に調印し、非管理職の従業員の賃金を10%引き上げることで合意したことを明らかにした。生活費の上昇への対処を支援し、会社への貢献度を認めたものという。


アミナル・ラシド・サレー社長によれば、賃金の10%引き上げのうち少なくとも5%は基本給のアップによるもので、残りは各種手当の増額で達成する。新賃金体系の適用期間は2014~16年で、以降は労使双方が見直しを行う。プロドゥアの従業員数は約9000人で、このうち6700人が非管理職。

同社は今年、子どもが学校に通うために必要な物を購入するためとして、全従業員に1200~1500リンギ(約3万8000~4万8000円)の金券を支給している。

2014/6/20

 

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