米ハネウェルターボテクノロジーズが中国・湖北省武漢市に建設した新工場が3日、正式に開所した。新工場の完成で、同社の中国でのターボチャージャーの生産能力は現在の3倍に拡大。中国での需要増に対応する。


武漢市の新工場は、第1期工事分の生産能力をターボチャージャーが年間150万ユニット、タービンシャフトが同250万ユニットとしており、今後の需要の伸びに応じて増産が可能という。

ハネウェルは上海市に工場とテクノロジーセンターを開設しており、同社にとって世界第2の規模を持つターボチャージャー研究室も上海に設置した。

中国の新車市場でターボチャージャーの浸透率は23%で、今後の成長が予想される。ハネウェルが生産するターボチャージャーのうち、4分の1が中国で販売されている。

2014/9/4

 

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