トヨタは1月30日、ブラジルの製造・販売子会社であるブラジルトヨタ(TDB)のソロカバ工場の生産能力を、2016年初めを目標に現在の7万4000台から10万8000台に増強することを決定した。ブラジルでの「エティオス」の需要増に対応するためのもので、投資額は約45億円を予定している。

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今回の能力増強では、工程改善や既存設備の活用などの地道なカイゼンを積み重ね、投資効率を高めているという。

TDBは2012年9月、エティオスのセダンタイプとハッチバックタイプを発売した。発売当初は月販2000~3000台。市場のニーズに合わせて13年11月にクロスオーバー「エティオスクロス」を追加し、商品ラインアップを拡充した。またシート表皮変更やシートハイトアジャスターの採用など、顧客の声を反映した商品改良を積み重ねた。

■年度内に54店を新設

さらに、身近な店舗でサービスを受けられるよう、14年度内で合計54店舗の販売店とサテライト店の新設を予定するなど、顧客の利便性向上を進めている。これによりブラジルでの直近の販売は、月間6000~7000台に引き上げられている。

2015/2/2

 

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