自動車部品大手の米ボルグワーナーは5日、ブラジル南東部サンパウロ州イタチバ(Itatiba)の新エンジニアリングセンターを開所したと発表した。急成長するブラジル市場向けの製品開発を手掛ける。
新エンジニアリングセンターの面積は2000平方メートル。2万1000平方メートルの敷地内には生産施設を併設し、乗用車と商用車向けのターボチャージャーや、ビスカスファン、ファンドライブ、エンジンタイミングシステム、排気処理システムを製造する。
また、エンジンのテストスタンド2台を設置し、フレックス燃料エンジンなどのブラジル市場に特化したエンジン向けの技術開発と実証試験を迅速に行うことが可能。将来的にはテストスタンドを4台まで増設する余地があるという。
2015/2/6