フランスの自動車部品メーカー大手ヴァレオは24日、2014年度(暦年)の売上高が9%増の127億2500万ユーロ(約1兆7185億円)を記録したと発表した。OEM部品の売上高は11%増の108億9000万ユーロ(約1兆4707億円)に上り、世界の自動車生産の伸び率6.5%を上回った。純利益は28%増の5億6200万ユーロ(約759億円)となった。


ジャック・アシェンブロワ最高経営責任者(CEO)は、14年の新規受注額が18%増の175億ユーロ(約2兆3634億円)に上ったと説明。二酸化炭素(CO2)排出量の削減と、コネクティビティーカーと自動運転、マンマシンインターフェースを融合した「直観的ドライビング」を実現する先進技術が商業的な成功につながったと強調した。

ロイター通信によれば、ヴァレオは15年の営業利益率について、14年に記録した7.2%以上を目指す考えを示した。同社は14年度決算の詳細を3月16日に発表する予定。

2015/2/26

 

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