フォード・モーターは12日、米ミシガン州ディアボーンのトラック工場に続き、ミズーリ州カンザスシティーの組立工場でもピックアップトラックの新型「F―150」の生産を開始したと発表した。

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同社は2011年、F―150と大型バン「トランジット」の生産のため、カンザスシティー組立工場の拡張と設備の一新に11億米ドルを投じると発表していた。3シフト制で稼働しているディアボーン工場と合わせ、F―150の生産能力は年間70万台以上に達するという。

フォードによると、新型F―150を含むFシリーズの今年1月の販売台数は、2004年以降で最高を記録。Fシリーズは米市場では33年連続で販売トップを維持している。

米州事業フォード・アメリカスのジョー・ヒンリッチ社長は、カンザスシティー工場での生産開始により、増加する需要に対応することが可能となると述べている。

2015/3/16

 

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