自動車安全部品を製造する米キー・セーフティー・システムズ(KSS)はこのほど、マケドニア西部6のキチェボ(Kicevo)基礎自治体域内で新工場を開所したと発表した。域内のドーエル技術産業開発区域(Dooel Technological Industrial Development Zone)に所在する。


新工場では生地の切断と縫製によってエアバッグ用のクッションを製造する。敷地面積は1万3684平方メートルで、倉庫なども併設する。同社にとって欧州初のエアバッグ用クッション工場となる。

当初の従業員数は230人で、2017年までに1000人近くまで増員する予定となっている。

KSSは、ミシガン州スターリングハイツに本社を置き、自動車用安全装置の重要部品とエアバッグ、インフレーター、ステアリング・ホイール、シートベルトなどを製造。60社を超えるメーカーの300以上のモデルに供給している。今年2月には中国・浙江省寧波市に本社を置く寧波均勝電子股フェン有限公司(Ningbo Joyson Electronic Corporation)の傘下に入ることが決まったと発表している。

2016/3/17

 

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