デンソーは25日、中国で冷凍機の開発設計、生産、販売を行う勁達技術(河源)有限公司(キングテック)と折半出資で合弁会社を設立したと発表した。5月から冷凍機の生産を開始する予定。中国市場での冷凍機の開発、販売を強化する。


新会社の社名は「広東勁達電装冷鏈設備有限公司(Guangdong KINGTEC DENSO Refrigeration Equipment)」で、キングテックが本社を置く広東省河源市に設立した。操業開始時の従業員数は約140人。

中国では、食の安全意識の高まりなどにより、生産地から消費地までの温度管理を向上させたコールドチェーンの充実が求められており、車載用を始めとする冷凍機市場は今後も拡大する見込みという。

今回の合弁会社設立により、キングテックが持つ豊富な商品ラインアップとコスト競争力に、デンソーの高い技術力と品質を融合。これを足掛かりとしてグローバルにコールドチェーンビジネスの拡大を目指す。

2016/3/28

 

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