安川電機は18日、中国の奇瑞汽車股フェン有限公司の子会社である奇瑞新能源汽車技術有限公司(本社:安徽省蕪湖市)と車載用電気駆動システム事業で提携することで合意したと発表した。6月に合弁会社を設立する予定だ。


合弁会社の社名は、奇瑞安川電駆動系統有限公司(Chery Yaskawa E-Drive System)となる予定で、登録資本金の総額は1億元(約16億8000万円)。安徽省蕪湖市で車載用電気駆動システム製品の開発、設計、製造、販売を行う。

中国政府が電気自動車(EV)の普及政策を進めるなか、安徽省蕪湖市政府はEV関連事業の海外からの企業誘致を推進。EVのさらなる拡販を目指し、自社のEVに搭載する電気駆動システムの最適な調達先を検討していた奇瑞新能源と、中国での本格的事業参入を模索していた安川電機の意向が合致し、中国市場向けの車載用電気駆動システム事業での提携が決まったという。

2016/4/19

 

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