ドイツの自動車部品大手ZF(ゼットエフ)は15日、イランの首都テヘランで新会社を設立すると発表した。欧米諸国などによる経済制裁が解除されたことで今後は自動車市場が拡大するとみている。


新会社の名称はZFパールス(ZF Pars)で、当初の従業員数は10人。事業規模の拡大に合わせて人員も増やしていく方針だ。

同社は約30年前にイランに進出しており、 地元企業のS.S. Charkheshgarに16.7%を出資。バスなどの商用車向けトランスミッションを同国北西部のタブリーズ(Tabriz)工場で生産している。同合弁事業についても工場の改修を予定するとした。

2016/6/16

 

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