オランダのアルミニウム素材メーカー、コンステリウム(Constellium)は1日、メキシコ中部サンルイスポトシ州に建設した新工場を開所したと発表した。同国内に拠点を置く自動車メーカーにアルミ製のクラッシュ・マネジメント・システムと構造部品を供給する。2020年までに生産台数が年間500万台以上に達すると予測されるメキシコの自動車産業の需要に対応する。


新工場の面積は5000平方メートルで、需要に応じて1万3000平方メートルまで拡張可能。2019年までに100人を雇用する。

同社は昨年5月、米ジョージア州バートウ郡ホワイトで自動車向けのアルミ部品を製造する新工場を開所。同社はミシガン州ミシガン州ヴァンビューレン郡に工場を持つほか、カナダ・オンタリオ州ウィンザーに同社の北米の自動車事業向けアルミニウム押出製品の合弁工場を置いている。

2018/3/2

 

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