中国汽車工業協会(CAAM)の9日の発表によると、2月のセダンのモデル別販売台数は、上海汽車とフォルクスワーゲン(VW)の合弁である上汽大衆(上汽VW)の「朗逸(ラビダ)」が2万6600台で、4カ月連続で首位となった。一汽豊田汽車(一汽トヨタ)の「?羅拉(カローラ)」が前月に続いて2位。上海汽車とゼネラル・モーターズ(GM)の合弁である上汽通用のビュイック「英朗(エクセル)」が9位から3位に浮上した。



■SUVは「宝駿510」が首位に

スポーツタイプ多目的車(SUV)は、GMと上海汽車、広西汽車(旧・五菱汽車)の3社合弁である上汽通用五菱汽車の「宝駿510」が4万100台を販売し、これまで首位を維持していた長城汽車の「哈弗H6」を上回ってトップに立った。

多目的車(MPV)は、上汽通用五菱の「五菱宏光」が4万2100台で首位を守っている。

■乗用車は上汽通用五菱、商用車は東風汽車が首位
2月のメーカー別の乗用車販売台数は、上汽通用五菱が13万6400台で前月の4位から2カ月ぶりに首位に復帰。上汽通用が3位から2位に上昇し、上汽大衆が2位から3位に後退した。1位から3位までがすべて上汽集団の合弁会社となった。

商用車は、東風汽車が2万5700台で2カ月連続の首位。江淮汽車が3位から2位に上昇し、一汽集団は2位から3位に後退した。

グループ別の新車販売は、上汽集団が45万8600台で首位を維持。東風集団が3位から2位に復帰し、一汽集団が40万1200台で2位から3位に後退した。


2018/3/12

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する